ミニマリズム

ミニマリズムの本質とは意思決定の省略である

こんにちは、ぽんこつです。

 

夏は、夜。月の頃はさらなり。闇もなほ、蛍の多く飛び違ひたる。うるせえ。

暑いですね。これを書いているのは8月なのでむちゃくちゃ暑いです。

そんな私がミニマリズムというような概念を知ったのは、2年前の夏でした。

その際に浮かび上がった疑問は今でも抱えながら、正解を探しながら、薄々正解なんてないんだろうと感じながら生きています。

 

ミニマリズムとは

これは、私自身が呆然と感じた疑問です。

ミニマリズムと聞いて、皆さんが思い出すものはなんですか?

そこで、「ミニマリズム とは」検索。Google神様どうかお教えください。

  • 最小限(Minimal) + 主義(ism) = ミニマリズム(Minimalism)
  • 持ち物・所有物を減らすことで、物質的な執着やそれに伴うストレスを軽減させ、本当に意味のあることに時間とエネルギーを使うこと。
  • 芸術の諸分野で、要求される要素を最小限まで突き詰めようとする態度に発生する最小限主義のこと。

一般的には太字の部分の意味で使われています。

ふーん、なるほど。よーわからん。意味は分かるけど分からん。この時はまだミニマリズムになるメリットも分からず、動機も生まれなかったんです。

その後もやもやしたので、ミニマリズムに関する本を何冊か読み、ミニマリズムという映画を観て、ミニマリストと言われる方達と出逢い、ミニマリズムに触れました。そして、実生活を通してミニマリズムを体験してみました。

そうこうしているうちに、今ではリュック1つで、海外で1ヶ月生活することも可能になりました。身軽すぎてお金が許す限り、いつでもどこでも行けます。

そんな私が、ミニマリズムを通じて最終的に得た答えは

ミニマリズムの本質とは意思決定の省略である。です。

 

ミニマリズムの本質は「意思決定の省略」

ミニマリズムの本質は、意思決定の省略です。

意思決定の省略とは、「何か」と「何か」を比べてどっちかを選択すること・回数を減らす。ことを意味します。

もし、意思決定を極限まで省略し、何も考えることがなくなると、それはもはやロボットなのかもしれません。しかし、人間の考え事や悩みが尽きることはありません。

悩みには連続性があり、生きている限り、次から次へと湧いてきます。

加えて、人間が1日の間に意思決定ができる量、何かを考えられる時間は限られています。

 

意思決定を省略する4つのメリット

時間を捻出できる

  • 家事をする時間(ルンバ、食洗機、洗濯乾燥機)
  • 服を決める時間(私服を制服化して何パターンか決めてしまう)
  • モノを探す時間(モノが少なければ探す手間が省ける)
  • 引越しの準備時間(モノが少ないので時短)
  • メディアに惑わされる時間(自分に入ってくる情報の量と質をコントロール)
  • 朝昼晩のご飯を決める時間(外注orパターン化)
  • 何を持って外出しようか悩む時間(目的毎にパターン化)

意思決定の省略は時間を生み出すことが可能です。

これらの時間はテクノロジーの進歩とミニマリズムを掛け合わせることによって、省略が可能になってきました。将来的にはさらに人間を補完する技術を持った新しいテクノロジーが生み出されると思いますし、使わない手はありません。

ストレスを軽減できる

例えば、A「どこ行きたい?」 B「どこでもいいよ。Aが決めて!」

という会話がよくありますね。この返事をされるとかなりストレスがかかります。

意思決定(何かを決める)という行為は、かなりの心理的ストレスがかかります。

『人生の幸福度を上げる』という目的において、出来る限りストレスをかけないことは必要不可欠です。

余計なことでwillパワーを消耗しない

willパワーというのは、欧米で使われている心理学用語です。一言で言えば、「目標を成し遂げる力(意志力)」のことです。

意思決定にストレスがかかると同時に、1日で使えるwillパワーには限界があります。朝から膨大な意思決定を繰り返していると、気づけば昼にはクタクタになっています。

不要な意思決定を減らして、重要なタスクに意志力を使うべきです。

実はこれ、ルーティーン化とパターン化が全てです。これに関しては、別の記事でご紹介したいと考えています。

人生で本当に大事なモノ・コトを知ることができる

不要な意思決定を省略することで、時間が作れ、本当に必要なモノ・コトにリソースを割くことができます。

人生で使えるリソースが『10』と仮定した時、なににリソースを割きたいですか?

家族、趣味、友人、仕事、勉強などなど。

僕の場合は、『家族2、仕事2、趣味3、友人2、その他1』みたいな感じです。

幸福度をあげたければ、少し自己分析をして人生で本当に大切なモノ・コトを知り、そこにリソースを割く必要があります。

 

意思決定を省略してみた

所有物を減らしてみた

結果、

  • お金の使い方が変わった。
  • 明らかにモノに対するストレスが軽減された。

元々かなり面倒くさがり屋だったこともあり、外出時の荷物は少なめでしたが、自分の部屋は常にぐちゃぐちゃでした。

モノを捨てて部屋を片付けてると、『自分が本当に必要なモノってそんなにないんだ』と気づくことができました。と、同時に経験を得ることに重きを置くようになりました。

そうしてどんどんモノよりも自分の経験にお金を使うようになりました。

人間関係を減らしてみた

結果、

  • 人間関係のストレスが減った。
  • 大切にしたい人を再確認できた。

僕の場合は、人間関係構築力がある程度高いらしく、友達もそれなりに多かったです。(ラインの友達が500人とか)

しかし、継続的に連絡を取っていた友達は限られますし、いつでも気軽に遊べる友達はもっと限られます。

ラインで予定を立てて会うことが多かった僕は、次々とラインの友達をブロック。

150〜200人あたりで、手が止まりました。

が、この時点ですでに大切だと感じている人に多くのリソースを割けるようになりました。

無駄なラインが減りましたし、生産性のない遊びに行くことも少なくなりました。

受け取る情報を減らしてみた

結果、

  • iPhoneに触ってる時間が減った。
  • Outputが楽しくなってきた。
  • Twitterでツイートがバズった。

このご時世、無限に情報を受け取れます。

テレビ、雑誌、本、ニュース、Webサイト、Twitter、Facebook、Instagram、他にも各アプリなどなど。死ぬほどあります。当然ながら、これを全部見ている時間も処理能力もありません。

良質で必要で有益な情報のみを激選し、受け取るべきです。

でないと、iPhoneの存在だけで無限に時間を消費してしまいます。

アプリを大量に削除し、

情報収集を読書、Twitter、オンラインサロンに絞り、Outputに時間を使うようになりました。

 

ミニマリズムとはただ減らすだけではない

これまでたくさんのモノを減らしてきましたが、減らすだけがミニマリズムではないことに気づきました。増やすコトで意思決定を省略出来るのであれば、増やすこともミニマリズムの一貫です。

コストやモノのサイズが大きくても、それが最終的に日々の意思決定の省略に繋がるのであれば、それは購入すべきです。

高い服は買わない!と決めるのではなく、それを購入することで意思決定を省略できるかを複合的に、相対的に判断して購入するモノを最小限で決めるのがミニマリズムです。

洗濯乾燥機が分かりやすい例ですね。値段は高いし、モノも大きくスペースを取りますが、それでも日々の時間効率と家事の手間を考えると、購入するメリットは多いです。

洗濯物を干すだけでも、『雨は降っていないか、いつ干すのか、誰が干すのか、どうやって干すのか、どこに干すのか、取り込む時間は?』など無限に出てきます。

これらの意思決定を省略することこそ、ミニマリズムです。

 

適量を見極めてそれぞれの最高の生き方を見つける

ミニマリズムが目指すところは、

誰もが適量を見極め、ミニマリズムを通じて各々が最高の生き方を見つけること

なのかなと感じました。