お金・投資

明日からちょっと幸せになるお金の使い方

こんにちは、ぽんこつです。

 

「あなたはどれぐらい稼いでいますか?」
「普段からどんなお金の使い方をしていますか?」
「頑張って稼いだお金をどうせなら幸せになるために使いませんか?」

本屋に行けば、さまざまなお金の稼ぎ方に関する書籍が並んでいます。さまざまなお金の増やし方に関する書籍が並んでいます。さまざまな自己啓発に関する書籍が置いてあります。

しかし、稼ぎ方やお金の増やし方が分かっても、自分の人生の幸福を直接的に追求するような書籍はなかなかありません。そこで私が見つけたのは『幸せをお金で買う5つの授業』でした。

-カフェラテ一杯の買い方- で幸福度は変わる『ある程度以上のお金を持っていてもら幸福にならない』と多くの研究が結論づけている。しかし「お金の使い方」を変えたら? TEDで話題になった心理学とマーケティングの研究者が「お金を幸福に変える方法」を5つのポイントに分けて提案した。

 

「本を読む時間がない」
「今すぐお金を幸福に買える方法が知りたい」

そんな方はこの記事をぜひご覧ください。

※こちらの記事は1つ目のみを取りあげ、抜粋しております。続きは書籍でご覧ください。

 

経験を買おう

ものを買うことから、経験を買うことへ。

こうすることで、人生の幸福度に劇的なインパクトを与えることができます。

物質的な買い物は(美しい家、万年筆など)、経験的な買い物(旅行、コンサート、特別な食事など)ほど幸福をもたらさないことが分かっています。また、使った金額が2ドルだろうと20万ドルだろうと、形のあるものよりむしろ経験を買ったほうが、出費に対する後悔が減るとされています。

 

マイホーム購入がもたらす幸福度

新しく素敵な家を買うことによって幸福度が増すという証拠はほとんどありません。

人間というのは順応性の高い生き物で、1度手に入れるとそれが何であれすぐに飽きてしまう傾向がある。ということが研究で明らかにされています。

家を購入して5年間は住宅に関する満足度は高かったものの、全体的な幸福度には影響がありませんでした。(関西学院大学がドイツ人を対象に91年-07年まで追跡調査)

ほとんどの人にとって、家は一生のうちで最も大きな有形の買い物といえます。

しかし、それが私たちの全体的な幸福にとって、目に見える恩恵をもたらさないのであればお金の使い方を見直した方がいいのかもしれません。

 

ものか?経験か?

ここで1つ、1分で終わるシンプルな課題を課します。

あなたが自分自身の幸福を増すために(物質的なもの)何を買ったか思い出してください。宝石、家具、洋服など。次に、一生の思い出になるような経験を買ったときのことを思い出してください。旅行、コンサート、特別な食事など。

 

思い出しましたか?思い出したら次を読み進めてください。

ほとんどの人が、経験について考えるとき、それに関連する友人や家族、光景や匂いまで一緒によみがえってくるはず。さて、どちらのお金の使い方があなたをより幸福にしましたか?

多くの研究で、

人は経験的な買い物について思い出すときに、よりいい気分になり、そうした買い物に対して「お金を上手に使った」と述べることが明らかになっています。

経験を振り返るとき人は「人との繋がり」に重点を置いて思い出すことが多いからではないでしょうか。

 

レジャーにお金を使うと幸福度が増す

ウィンスコン大学のトーマスデレイラ教授たちによる現在進行形の研究では、

多くのお金をレジャーに使う人々が、人生における満足度が明らかに高いとされていいます。(旅行、映画、スポーツイベント、ジムの会員権など)

また、コーネル大学の研究者たちは、幸福度を高める目的でいった買い物について見知らぬ人同士で会話してもらったところ、経験的な買い物をした人々の方が、ずっと会話が弾んだのです。そういう人たちは、物質的な買い物について話し合った人々よりも相手により好意すら感じ、経験的な買い物を優先させる人は、心が広く、知的で、外交的だと見なされました。

 

私は、経験を最も大事にしている方を知っています。それはカルロスさん。またの名を小林さん。笑 ←Twitterのプロフィールに飛びます。

彼は自分の人生を全てコンテンツ化しています。旅はもちろん、お金の話(情報商材にはまった話や借金など)、暮らしの話から性の話、就職から退職、結婚から離婚、成功や失敗と、何から何までブログやSNSで公に晒し、経験しまくっています。

そうした発信を続けている彼には、不思議と面白い話や経験がさらに舞い込んできています。経験を人に話したりブログやTwitterで発信しているうちに、また新しい経験が手に入るという経験のスパイラルの中心にいるような人です。

彼は上記にある、「心が広く、知的で、外交的だと見なされる」トップオブザトップのような人間。少なくとも私はそう感じました。

 

そして、経験的な買い物は、楽しい逸話を提供してくれるだけでなく、人生のストーリーにいい風味を与え、広がりを作ってくれる。経験はその人の本質を表す。自分の本質を明らかにするような経験は、ブランドものの財布やスイス製の腕時計よりも、多くの幸福をもたらしてくれるのです。

 

やったことよりも、やらなかったことの後悔

これをコーネル大学の心理学者、トラビスカーターとマスギロヴィッチはこう説明しています。「テレビの大きさ、画質、値段を見比べて、どのテレビが最適な性能を持っているかを決めるのはわりかし簡単だ。ところが、リンゴタルトとオレンジシャーベットの味と舌触りを比較してデザートを選ぶとなるとそう簡単にはいかない。つまりは、りんごをオレンジと比較しなくてはならないからだ。」

また、人々は物質的な購入に対しては、買ってからの後悔を経験する可能性がずっと高い

革新的なビジネスはこのことをより理解しています。将来の宇宙旅行のチケットを販売するヴァージン・ギャラティック社のパンフには宇宙から地球を撮影した素晴らしい写真などとともに、マークは「20年後のあなたは、やったことよりも、やらなかったことに失望しているだろう」という言葉が書かれている。この販売戦略は見事です。

さらに、このマークの言葉は真実である。経験を購入するか迷ったときのことを振り返った人々の83%はマークの側につき、たった1つの最大の後悔は行動に移さなかったこと、つまり、せっかくある経験を買えるチャンスがあったのに、そのチャンスを逃したことだと答えました。1方、形ある買い物に対しては逆。ほとんどの人の最大の後悔は、買わなければよかったと思う商品を買ってしまったことだったのです。

 

人間の幸福を阻害する障害

人間が幸福を感じるのを妨げる大きな障害の1つは、

「物質的なものを他と比べること」

私たちはそれより良い品物が手に入ることを知らなければ、手元にあるもので十分幸せを感じれるのです。

 

物質的な買い物と経験的な買い物の区別は?

物質的な買い物か経験的な買い物かの区別は明確ではありません。しかし、「スナック菓子を食べる」ことを人生が変わる経験だと答える人はまずいないでしょう。

パリ旅行は明らかに経験で、パリの絵画は明らかに品物だが、買い物の多くはどちらともつかないグレーソーンに入ります。

例えば書籍を買う場合。リビングルームの書棚に飾る、同僚への印象づけ、単純に本が欲しいのであれば物質的な買い物に入るでしょう。しかし、本を読み、友人に貸したり、燃える炎の中に投げ込むつもりで買ったのなら経験的な買い物になります。コーネル大学のギロヴィッチらの研究によれば、本の購入を経験的な買い物と考えている人は、本を買ったことを後悔しにくいと示唆しています。

ということは、心や考え方の柔軟性を土台にすればどんなものを買おうと、もっと多くの満足感を得られるはずなのです。

私の場合、カードケースという物質的なモノを買ったことがあります。カードケースの値段は15,000円ほどで決して安くはありませんでした。しかし、『これは自分自身が物質的に身軽になり、手ぶらで生活するような経験をし、快適な人生を手に入れるために買ったのである。』こう考えるとこの物質的な買い物にも、経験的な買い物の要素が取り入れられ、大きな満足感を得られました。

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ビジネスへの展開

ビジネスの世界では、この考え方を利用して、商品をより経験的なものにする努力をしています。

たとえば、ごく普通のイチゴ。長期間保存できないことを考えれば、イチゴは明らかに物質的な商品です。しかし、世界一のトップシェフの1人、フェラン・アドリアの手にかかればイチゴは1つの経験になる。このシェフは、自分の目標は「食べることを、食べることに取って代わる経験にすることだ」と述べています。

また、彼は、毎年メニューを完全につくり直すことで、客たちのだれもに、その食事は2度と味わえない経験なのだと認識させています。彼の場合はこれだけに収まらず、予約を取るというありふれた行為にすら経験をもたらしています。さらに予約が取れたとしても、バルセロナから2時間、標識もないような曲がりくねった山道を登っていく。こうした経験をブロガーたちは長大に書き綴り、それぞれの料理を官能的に描写し、グルメファンの欲望を満たしていきます。

こうした記事をブロガーが拡散することが人々にどんな影響を与えるかは、最もわかりやすく丁寧に解説している『影響力の武器』の社会的証明という項をご覧ください。↓

 

幸福に影響を与える4つの基準

経験がなぜ有形のものより多くの経験を与えてくれるかを理解すれば、最も満足できる経験を選ぶ助けにも。年齢、性別、パーソナリティなど、個人の特徴は千差万別で、それゆえどんな経験を楽しく感じるかも異なります。

たとえば、私の理想は、アメリカに行き、毎日違うコートでバスケをすること。一方彼女はソファーで寝っ転がりながら映画を観ること。けれど、これまでの話を振り返ると、どんなタイプの経験でも、払ったお金に対して最も大きな経験を得られるのは次の4つの基準を満たすものになります。

  1. 他の人々と交わることによって、社会的つながりが生まれるような経験
  2. この先何年にもわたって楽しい気持ちで繰り返し語ることができる思い出話につながる経験
  3. あなたが感じている自分という人間、あるいはあなたがなりたいと思ってる自分像に密接に結びつく経験
  4. 他の選択肢と簡単に比較することができないめったにないチャンスを与えてくれる経験

同様に興味深いのは、経験の時間的な長さは関係がないという点です。

たとえ長い時間・期間が続く経験でなくても、また不愉快なことに出会う危険があったとしても、先ほどあげた4つの基準を満たす経験のためになら、お金を払う価値があるのです。

 

グーグルがボーナスの支給を辞めた

グーグルはかつて、業績トップの従業員たちに7桁のボーナスを支給していました。しかし、それを「やめた」。

グーグルで行われた研究で、巨額の現金または株式による報酬は争いのタネになる場合がわかっています。ラズロは「お金は人生の経験ほど重要ではない」とも語っています。

そこでグーグルは方針を変更し、最も成果のあげた管理職に、報酬として魅力的な人生経験を与えることにしました。つまり、成果をあげた管理職に現金でボーナスを支給するのではなく、彼らの配偶者とグーグルの経営幹部たちと共にコスタリカを旅させたのです。

その結果、ラズロは後に「その旅行での経験は、それに相当する金額を、いやその10倍の金額を与えた場合よりも、もっとも貴重な存在でした」と語っています。

実際、経験的な買い物に対する満足感は時が経つにつれて増していく傾向があるのに対し、物質的な買い物に対する満足感は減少する傾向があるという研究結果も出ています。

心理学者のヴァン・ボーベンらによる研究の回答者が述べているように、「物質的な所有物は、だんだんと背景の一部と化していくように思われるのに対し、経験的な買い物は、時間が経つにつれますます良いものに感じるようになっていきます。」

同様に、私たちが未来を想像する際、明日何を買うかではなく、1年後に何を買ったらいいかを考えるときには、経験的な買い物の方がより魅力的に思えるはずです。

 

一方で、形あるものの魅力に負けること

ここまで、物質的なものよりも経験にお金を使うべきとしてきましたが、私たちは、物質的な欲しいモノと、経験を天秤にかけた際に、物質的なものを選んでしまうことは多いです。
あなたも欲しい洋服やガジェットなどと、恋人とのご飯代や友人との旅行代を天秤にかけたことはないでしょうか。

『この誘いを断れば、洋服やガジェットが買える分のお金が浮く。どうしよう。』

こんな経験は誰しもあるはずです。しかし、ここでも、スティーブ・ストレスナーによれば「形あるものは、時間と労力をかけて手に入れてもいったん自分のものになってしまうと価値が一気に下がってしまう。」と述べています。

 

 

終わりに

物質的なものが、間違いなく即座に喜びを与えてくれることは否定しませんし、できません。しかし、物質的に与えられる一瞬の喜びは色褪せるが、経験的な高揚感ははるかに長い間続くとされています。

物質的なものへの誘惑のせいで、経験的なものが与えてくれる幸福を逃してしまわないように気をつけてほしいのです。

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